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苦労を育児でしたくない人の幼児期の育て方

幼児期に適切な育児をすれば、大きくなった時に苦労することが少なくなると言われている。幼児期に大切なのは子どもの成長を励まし、喜びの心をもって接することだ。否定し続けると子どもは自信をなくしてしまう。

自信がない子は自分を認めてもらうために、わざと大人の気を引くようなことをしてしまう傾向がある。いたずらだったり、他人に迷惑をかけてしまうことだったり、さまざまな形で怒られることをする。また、自信がないために1人で行動をするのが難しくなり、集団での生活で自主的に活動できなくなることもある。ストレスが溜まって、家庭で気持ちが爆発してしまい、わがままを際限なく言ってしまうことや泣き出すと止まらなくなったり、暴言を吐いたりすることが増える。

自信を持って成長した子は小学校や中学校に行って、失敗をすることがあっても、自分の力を信じて立ち直ることができる。この自信を自己肯定感と呼ぶ。自分を否定的に捉えていないため、何か問題があっても自力で立ち上がれるのだ。また、自己肯定感がある子は問題があって、自分でどうしようもできない時に誰かに助けを求めることができる。大きくなって、親から少し離れた時に自己肯定感があるのかないのかで、親の負担がかなり変わってくる。

そして、根拠のない愛情をかけることが一番必要だ。何かができたら褒めるのではなく『あなたが例えどんなことをしても大好き』というメッセージを送り続けることが自己肯定感を育てる最大のポイントになるのだ。