出産して初めて我が子を抱いた瞬間は、誰もが何ものにも変えられない幸せな気持ちになる。これから我が子はどのように成長し、どんな大人になるのだろうと期待に胸を膨らませることだろう。しかし、育児は楽しいばかりではなく苦労も多い。そんな苦労を少しでも軽減させ、リラックスした気持ちで子供と向き合いたいものだ。

育児する上で大変なのが、家事との両立だ。特に生まれた子供が1人目の場合は、親は育児に慣れていない状態からのスタートとなる。母乳の飲ませ方や離乳食の作り方、泣いた時のあやし方など、育児の1つ1つが手探りなので、あっという間に1日が終わってしまうことも少なくない。そのため、料理や掃除、洗濯などの家事に当てる時間を十分に確保することができなくなってしまう。

ここで大事なのは、どうして両立できないんだろうと悩む前に、パートナーや祖父母、ママ友などの信頼できる相手に協力を求めることだ。何もかも、自分ひとりで完璧にこなそうとするから無理が生じるのであって、誰かに家事や育児を協力してもらうことは恥ずかしいことではない。

パートナーが仕事から早く帰宅した時は、子供の遊び相手やお風呂に入れるのをお願いすれば、その間にやり残した家事をすることができる。また、子供を祖父母やママ友に数時間預かってもらうだけでも、心にゆとりが生まれる。美容室やショッピングなど、普段子供連れでは行けない場所へ行って気分転換するのもいいだろう。また、子育て支援センターなどで同じ境遇のママ達に育児の悩みを相談するだけでも、ストレスが解消される。子供と一緒に参加できるイベントも定期的に開催されているので、利用してみるのもおすすめだ。